現代の音楽

NHK-FMで日曜8:10から放送されている『現代の音楽』に、最近ハマっています。
特に好きなのが、作曲家にスポットを当てた「現代音楽100年のレガシー」の回。この放送がある時は、できるだけ聴くようにしています。
現代音楽は正直なところ、自分にとっては難解です。よくわかっていない部分も多いのだけど、不協和音が多用されるので不安を掻き立てられるような作品が多く、BGMにはなかなか向きません。けれど、実験音楽としてとても面白く、そういう視点で楽しんでいます。
現代音楽の作曲家といえば、自分の中ではまず『4分33秒』を書いたジョン・ケージが思い浮かびます。奇抜な作曲家という印象が強かったのですが、番組を聴くと、彼が音楽理論を深く学んだ上で「無音の音楽」を追求したことなどがわかり、とても勉強になります。先日もサブスクでジョン・ケージの作品を聴いていたら、気づかぬうちに無音になっていて…やっぱり『4分33秒』が再生されていました!
この番組のもうひとつの楽しみは、放送をカセットテープに録音し、カセットレーベル(ケースに入れる紙)をデザインすること。作曲家の生まれた国や楽曲の特徴を調べながらデザインを考えるのが楽しくて、このためにラジオを聴いているといっても過言ではありません。完全に自己満足ですが楽しいです。

能登

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