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CSが終わって思うこと

北海道に住む私は、当然のように北海道日本ハムファイターズのファンです。先週、クライマックスシリーズが終わり、長いレギュラーシーズンに幕を閉じました。今年のファイターズの試合は、非常に面白い試合が多かったと感じます。試合展開の面白さだけでなく、ここ数年の中でも特に勝負強かったことが、その要因の一つと言えるでしょう。やはり、試合は勝つ方が面白いものです。しかし、本当に「強いチーム」が「面白い」と言えるのでしょうか。

先日、テレビで見たMLBポストシーズンのリーグ優勝決定戦。大谷翔平選手を擁するドジャーズとメッツの試合は、世界の一流選手たちの集まりというだけあって、迫力あるプレーの連続でした。一瞬たりとも目が離せない緊迫した試合でしたが、どこか客観的に見てしまう自分がいました。やはり、選手個々のことを深く知らないため、感情移入しきれなかったのかもしれません。

一方、日ハムの選手たちは、ドラフト指名から二軍での鍛錬、一軍での苦労、そしてレギュラー定着までの道のりを、私はほぼすべて見てきました。彼らの成長物語を知っているからこそ、勝利の感動は格別です。

今年最下位に終わった埼玉西武ライオンズの最終戦、ベルーナドームには多くのファンが詰めかけていました。彼らもまた、選手たちのストーリーに共感し、応援し続けているのでしょう。

私たちが携わる広告の世界でも、「ストーリー」は非常に重要な要素です。商品の魅力的なストーリーを見出し、それを効果的に伝えることで、消費者の心に響くことができるでしょう。商品一つひとつに秘められた小さなストーリーを丁寧に紡ぎ出すこと。それが、私たちの使命だと考えています。

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