CDを買うということ

いまだにCDを買うし、アナログ盤も買います。
ストリーミングサービスがとにかく便利で、探す手間もなく、聴きたいものはほぼ揃っているので一応利用はしています。
家にあるCDは、ケースをほとんど捨てて薄型ケースに入れ替えているので、背表紙が見えず探すのが面倒です(昔ほどCDを取り出して聴くことも、正直ほとんどありませんが)し、レコードの背中も探しにくいことこの上ないです。
それでもCDを買うのは、好きだから、としか言いようがありません。
「ストーンズのアルバムをネットで全部聴いた」より、「ストーンズのアルバムをアナログ盤で全部持ってる」のほうが、圧倒的に重みがあるような気がしています(個人の意見です)。
CDを買うというのは、好きをアピールする行為なのかもしれませんね(個人の意見です)。
最近では、まずストリーミングで曲を聴いて、気に入ったらCDを買う、という流れも多いので、ストリーミングサービスを「試聴機」か「ラジオ」くらいにしか思っていない節もあります(変態ですね)。
ジャケットを眺めるのは当然として、クレジットやライナーノーツに書かれている情報も重要なので、だいたいはちゃんと読むのだけど、ストリーミングが主流になっているということは、そういったものはあまり求められていないということなんでしょう。さみしい限りですし、デザイナーの仕事も減っていることになるのかなあ。

毎年、年の瀬になると、その年によく聴いた音楽を振り返って、自分なりのランキングを作るのだけど(変態ですね)、2024年は、松田聖子のアナログ盤に一番お金を使っていたことがわかりました(LP11枚)。
全盛期は妹がファンだったこともあって、家にアナログ盤(シングル)がたくさんあったのだけど、それから何十年も経って、まさか自分がファンになるとは思ってもいませんでした!なにより曲がすごく良いんですよー。
歌手生活45周年を迎えたこともあって、ちょっとしたブームが来ているような気がしているのですが、どうでしょう?
ちなみにジャケットのデザインは、本人の顔のドアップなので、部屋に置いておくと少々照れるものばかりです…

能登

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