7月25日、毎年楽しみにしている花火大会に行ってきました。
連日猛暑が続いていたこともあって、正直、昼間は「本当に出かけられるか…」と少し怯んでいました。
会場に着くと、たくさんの人で賑わっていて、まさにお祭りムード。浴衣姿の子どもたちがはしゃいでいたり、友達同士で写真を撮り合っていたり。
笑い声が響いて、自然と気分も高まっていきました。
夕暮れの空がゆっくりと色を変えていく様子を眺めながら待っていると、次第に空が濃い藍色へと染まり、風も少し涼しくなってきました。そしてついに、待ちに待った1発目の花火が夜空を彩りました。
「ドーン!」という大きな音とともに、視界いっぱいに広がる鮮やかな光の花。思わず「わあ…」と声が漏れてしまうほどの迫力で、何度見ても感動します。
写真や映像では味わえない、あの胸に響く音と、空に咲く一瞬の美しさは、やっぱり現地でこそ味わえるものですね。
気づけば時間はあっという間に過ぎ、最後の大玉が打ち上がった瞬間、会場中から大きな拍手が巻き起こりました。今年も無事にこの風物詩を楽しめたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。
こうしてまたひとつ、夏の思い出が増えました。来年もまた、あの夜空の下で花火を見られますように。
