WORKS / BLOG

記憶に残る伝わる
想いと制作を

  1. HOME
  2. ブログ
  3. レブ・ジャポンブログ
  4. アナログ盤

アナログ盤

近所の中古品チェーン店が壁を破壊してまで中古レコードコーナーを拡張したのですが、
そこにお客さんがいるのを数回しか目撃したことがなく、これは私の出番かなと勝手に思い込み、
そこを訪れた時には中古レコードを1〜2枚買うようにしています。
私が中高生の頃に聴いていたものがだいたい500円〜900円で買うことができ、
当時買えなかったものを見つけた時は、今聴きたいかどうかに関係なく買ってしまっています。
レコード鑑賞をするには高級なステレオ装置が必要と思い込んでいたのでアナログ盤は遠い存在と考えていたのですが、
近所の中古レコードコーナーを見ていると急にレコードに関心が湧いてきまして、
ほこりが被ったスピーカー付きレコードプレーヤー(モノラル)を奥から引っ張り出してきて、
正座してレコード鑑賞するのが最近の趣味になりました。
今までレコードにあまり触れてこなかったので、
すごく新鮮な気持ちでレコード鑑賞することができますし、
レコードといえば!のジャケットデザインについても最近は思いを馳せることが増えました。
グラフィックデザイナーを志した人の中にはデザインで音楽に関わりたい!と思ったことがある人も多いのではないでしょうか。

好きなジャケットデザインは?と聞かれて自分が真っ先に思いつくのが
ダムドのファーストアルバム『Damned damned damned』です。
死ぬ前に一度はやってみたい第2位の、クリームまみれになっているのが気持ちよさそうなのと(1位はビールかけ)、
黄色と黒のコントラストが近寄ると危険な雰囲気を醸し出していてかっこいいです。
サウンドもパンクバンドのファーストアルバムらしく若い勢いが凄まじいのでオススメです。


クリームまみれでもう一つ思い出すのが
ハーブ・アルパートの『WHIPPED CREAM & OTHER DELIGHTS』です。
50〜60年代アルバムジャケットには、
演者とは関係ないモデルさんがジャケットに登場するものが多いように思うのですが、
サウンドとマッチさせるには相当なデザインテクニックが必要かと思われます。
日本人にはお馴染みのオールナイトニッポンのテーマ曲『ビタースィートサンバ』が収録されており、
大変聴きやすい1枚となっています。


もう1曲オールナイトニッポンで私が思い出すのは、アズテックカメラによるヴァンヘイレンのカバー『ジャンプ』です。
アコースティックギター1本で『ジャンプ』を演奏すると曲の良さがものすごく際立ち、
ネオアコファンたちはヴァンヘイレンのソングライティングセンスを高く評価したのだけど(私だけかも)、ヘヴィメタファンからは見向きもされず、
某ヘヴィメタ誌からは、カヴァーバージョンのジャンプがレビューで最低点を獲得したのはネオアコファンの間では有名な話です。

デザインの話がどこかへ行ってしまいましたが、
音楽関係のデザインのお仕事がございましたら是非、弊社にお問い合わせください。

能登

関連記事